「あ」
花瓶がテーブルから落ちた。音を立ててごろごろ転がった。
陶器の落ちた音はしない

「危なかった」

水浸しになった床を手早く拭く。
雑巾?布巾?いいえ使いません。

「床とキスが出来るか?」

愚問でした。
足でごしごし、靴の裏でごしごし床に水を馴染ませて。
そんなのでいいの?

「そのうち乾くだろう」

花瓶を持って部屋を出る。
水を汲んできたら、このお部屋は元通り。















「スマイル、」

「珍しいねェ、花瓶なんて」

「客人が花を持ってくる」

「慣れない事したから水こぼすんだヨ」

明日はきっと雨だ。自分から何かするなんて、珍しい。
これ以上経験値を積まなくてもレベルは上がり切ってる気がするのに。
…人として、は除いて。

「何事も経験だろー?・・・これまた立派な花瓶を用意したな…何の儀式用だ?」

「あァ、MZD。…唐突なのは変わらないネ?」

きみだったんだね、花なんか持ってくるって言い出したのは。

「花はどうした」

目 が き ら き ら し て る 。
多分この花瓶使いたくて仕方ないんだろうな。珍しく自分で用意したんだしな。

「あ゛?ねーよ」

「まじっすか」

「マジっス」

あーあーあーあー。ユーリへこんでる。超へこんでる。なにこれ。
面白い。面白いけどボクもちょっとへこんでいーですか?
不思議なことにさっきから右足が痺れるように痛むんだ。
透明になってるときに、上が鈍器が落ちてきたんだよネ。
何が落ちてきたんだろう。ああ不思議。
でもこの神様それならアンタ何しに来たんだ?





「こいつ結婚するんだろ。ハナムケ替わりに顔でも出してやろうかと……… ……ユーリに電話で連絡しなかったっけか」





・・・なんかもういいや。





ユーリさん、ボク、足と心が痛いです。






End?






◎もうポップンは書かないものかと思ってた。
ユリスマですYO
お粗末さまでした


ぱたちゃんへ。リクちゃんへ!←











ギギギギルちゃん・・・・・・!!!!!
彼女からユリスマ貰えるとは思わなかったので嬉しさ絶頂です。
ありがとーーーー!!!!
君の文体が果てしなく大好きです。